2008年4月21日月曜日

民主党に政権は担えない

 福田内閣はずいぶん追い詰められているようだ。福田自民がダメだから「麻生」へ行くのと小沢民主へ行くのとではどちらが可能性は高いか。分からないが、これこそ究極の選択のように思える。以下は2008年4月に書いたもの。福田がこうまで悪くなると、消去法で民主党政権もあり得る流れだが、この党に対する失望は何ら変わることがないので気にせずアップする。

(ここから)
 2007年7月の参院選で自民党が大敗、公明党の議員と合わせても過半数に届かず、9月にはついに安倍内閣退陣に至った時点では、政権交代が目前に迫っているようにさえ感じられたのだが、結局そうなっていない。安倍自民党の敗北は結局のところ、「構造改革政策」に対する国民のカウンターパンチを喰ったがゆえにすぎない、自分でコケたに過ぎなかったということではないか。つまりもともと民主党は独力で政権を取るような力を持たない組織でしかないということではないだろうか。
 失速のはじまりであり、かつ、あとになって決定的な影響を及ぼしたと思われるのが「大連立」の崩壊だとは思うが、解散・総選挙に持ち込もうという気持ちが彼らにはない。そういう思いをもっている人がいても、表舞台に立つことができない。
 なぜそういうものがないのかというと、あの党が右から左までの寄せ集めであり、党としてのまとまりを欠き、まとまりをもてないことにより、「党としての意志」を持てないからだ。    
 他方、自・公連立政権も今の福田で行き詰まり、「次、麻生」では打開はできない。小泉の復権もおそらくないだろう。だからこそ、「大連立」が画策されたのであり、次にあり得るのは自民と民主の枠が取り払われた何か新たなものであるはずだ(他方、民主の一部勢力と社民・共産の連合政権は力量不足から考えにくい。)
 それにしても、この行き詰まりの本当の原因は何か。小泉「構造改革後」への反発が大きすぎて、実際、地方の疲弊もきわまり、身動きがとれなくなっているということだろうか。北朝鮮に戦争をしかける機会を逸し、外に注意もそらすことができない。中国と戦おうにも、もう勝てないし、何より米中が接近している。沖縄の基地問題はまったく降着したままだ。いま基地問題と防衛省問題が噴いているのは、近隣諸国との関係でいえば、軍不要となりつつあるということではないか。
 沖縄問題が行き詰まったから、政権が行き詰まっているのか、その逆なのか、は興味深い問題ではある。

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